大手カード会社のアメリカン・エキスプレス・インターナショナルは、日本国内で発行するプラスチック製カード(提携カードを含む)を再生プラスチックまたはリサイクルプラスチックを70%以上含む素材へと切り替えると発表しました。これにより、環境に配慮したカード利用の促進が期待されています。
アメリカン・エキスプレスはコーポレート・サステナビリティ戦略の一環として「気候変動対策の推進」を掲げ、2022年には全世界で発行するカードの大半を2024年末までに再生素材に移行する目標を設定していました。今回の取り組みは、この目標達成に向けた具体的なステップであり、持続可能な社会への貢献として評価されています。
再生プラスチックを使用したカードには裏面に含有率が明示され、たとえば76%の再生プラスチックが使われている場合には「MADE WITH 76% RECYCLED PLASTIC」と記載されるようになっています。利用者はこの表示によって、エコフレンドリーな選択をしていることを実感しながら使用できる点も大きな魅力です。
このようなプラスチック廃棄物削減への取り組みは、企業が担うべき社会的責任の一つと言えるでしょう。当社もまた、メンバーズカードやプラスチックカードの印刷制作において環境への責任を重視し、持続可能性を強調した環境に優しい素材を提供することを使命としています。アメリカン・エキスプレスのような大手企業が率先して再生素材の活用を推進することで、業界全体にサステナビリティ意識がさらに浸透し、持続可能な未来が加速していくことが期待されます。